@ 登場人物の説明の巻
本道中記では、隊員を赤影、青影、白影、黒影、桃影、藍影、月影、緑影の
コードネームで呼んでます。各隊員は、以下の通りでっせ。
赤影:二村幸孝隊長(高山短大に勤務している先生、飛騨山岳会員)
青影:多賀二十志(知立市在住、女の子には目が無い、特にベッピンとボイン)
白影:福井達夫(一宮市在住、職場で今回の山行きは無理無理と笑われた)
黒影:今井直人(唯一の当日参加隊員)
桃影:金田ひとみ(富山県小杉町在住、高山まで往復6時間かけてやってきた)
藍影:大林早苗(小坂町在住、草花が大好きでインスタントカメラ持参)
月影:田口慎太郎(テントを組み立てたことも無いど素人、本文の筆者)
緑影:早川隆登(今回、急な用事で欠席、テントだけは拝借した)
ではなぜコードネームかについて簡単にお伝えします。
立案後にひとみさん&早苗さんの参加が決まると、両氏をくノ一と呼んでました。
で、そのうちに、「私は桃影よ。」、「エーと、じゃ、私は藍影。」てな具合に決まりました。
詳しくは、違いますが、だいたいこんなとこだと思ってください。
で、当日、ひとみさんが各色のバンダナを隊員にプレゼントしてくれました。
よって、写真にあるように、それぞれバンダナキャップをしている次第です。
幸孝は、寝てるとき・歩いてるときはもとより、風呂に入ってるときも被ったままでした。
後日談として、幸孝曰く、「日曜の俺の首筋には、赤い染料の痕が残ってよ。
困ったもんだ。デヘヘ」とのことです。
が、若い娘の唇の痕を取り繕ったのではとの噂の信憑性も侮れません。軽い冗談でっせ。
A 先発隊のご苦労の巻
青影、白影、月影の先発隊は、14(土)昼から行動を起こし、
まず、下呂ピアでの食料&飲み物&アルコールの調達を済ませ
その後、隊員雑魚寝を目論むためのテントを赤影から預かるべく
飛騨総合庁舎に急行せり。で、高山市内をあっちゃこちゃとウロウロしながら
なぜなら、青影naviがくるくる、行き先を変えるのであっちウロウロ、
こっちウロウロと市内観光をする始末でした。
そうするうちに、月影が剛を煮やし、「道は俺が知っとるで、ついといで。」ということで
やっとの事で、当初予定のテン場・槍見温泉駐車場に到着しました。
では、テントをと、ビール片手に張り出しました。
きょうびのテントは簡単だから、一つの設営に10分もあれば、okok
猫ハエだらけあなたのおつむは毛だらけのはずが、他人(ひと)のテントの為
ああでもない、こうでもない、もういっぺんやり直し、てな具合で
結局のところ、4時半頃から6時半過ぎくらいまでかかり、ようやく完成。
そのちょうど完成のところへ、地元の兄ちゃんがやってきて、うさんくさそうに
兄ちゃん曰く。「ここでキャンプは禁止になっとるで、やらんように。」ガッビーン。
ここでひるめば男が廃る。我々にも言い分はあり。
で、青影曰く、「高山短大の人から聞いてここに張らしてもらってるんですが」と。
でも、かの兄ちゃんいっこうにひるむ様子も見せず、返す刀で
「ここは短大の土地では無いで・・・。僕が居らんようになっても
ここの地元の誰かがまた注意に来るでぇ。」と、きついカウンター。
すると、青影あっさりと、「はい、わかりました。撤収します。」。
なんのこっちゃい、意気地なし。じつは到着して、ここにテントを張ろうとした時
その駐車場に「ここでのキャンプ・オートキャンプはしてはいけません」という
看板が掲げられていた為、赤影総隊長に携帯で、「ほんとに、この場所でいいんかい?」
とわざわざ確認までしていたという経緯がありました。
で、この経緯を現地で聞いた赤影曰く、「おかしいな。エヘヘ。」でおしまい。それで、
先発隊は、撤収作業をしながらも次なるテン場探しをしなければなりませんでした。
幸いにも、有料だったが、近くにオートキャンプ場があり、そこで張ることに・・・。
時刻は夕刻7時過ぎ、さあ2回目のテントを張るぞ!と言う時には、あたりは暗闇。
車のヘッドライトを頼りに、今度は20分ほどで完成しました。
流石に、2回目となると手慣れたもんです。
キャンプ場は、オフシーズンと言うこともあり、ほとんど貸し切り状態でした。
B 宴会の巻
そこへ、後発隊(藍影、桃影、赤影総隊長)も合流しました。
本来だったら、後発隊が着く頃にはもう湯も沸かしてチャンチャンになっていた
はずだったのが・・・・・。
「申?」「酉」の合い言葉でお互い仲間であることを確認する約束だったのも忘れ、
早速乾杯。つまみは、越中のくノ一桃影さんの持ってきてくれたキトキトのお刺し身に
富山のざる豆腐ひめしゃがのくノ一藍影さんのオードブル
それに、竹原まるはち食堂のケイチャン。
新鮮でまた珍しいつまみがテーブル狭しと並んだため
ケイチャンは後回しと相成りました。
そうそう、なつかしい思い出話も美味しい酒のつまみに・・・・。
てな訳で、貸し切り状態のキャンプ場は、写真の如く、大宴会場とあいなりました。
笑った、笑った。
一宮で暮らす白影は、久しぶりの同窓生と会うとこともあり、大いにはしゃいでました。
ホント、楽しそうでした。その様子は、写真を見れば一目瞭然。
彼も来て良かったと思ってることでしょう。
C 混浴の巻
さあ、いよいよ本日のキャンプの大イベント、混浴露天風呂大会。
イッヒヒヒヒヒ。これは、男性陣の心の声。ジュルジュル。
これは、よだれを飲み込んだり、ふき取ったときの音。ピンピン。これは?。
男性陣は先に湯につかり、冷酒とビールを回し飲みしながら
気を落ち着かせようとしていた。そこへ桃影&藍影の両くノ一がやってきて、お着替え。
更衣室が特にあるわけでもなく男連の見詰める前で、これがまた器用に水着に
着替えるんだな(水着は最初から持ってくるようにと知らせてあった←「いらんことするな。」
と言ってた奴がいました。青影です)男連はますます気を静める為に、酒をあおる。
お風呂に入る時は右足から?左足から?見守る中二人は同時に両足でザッブーン。
それも、広い風呂の一番端っこで、湯気と暗闇のためにぼんやりとしかみえない
あっちの方に。恥じらいながら?。ホントかよ。本当です、多分。
風呂に入った両くノ一は、「熱うううう。」と湯船から飛び上がる。
せっかくこっそり入ったのに。
その二人に対し、「オーイ、もっとこっち来いよ」という、好色取り混ぜた声。
誰だ、そういう香ばしいことをそったのは。白影に相違ない。
多分。ひょっとすると、男連で合唱した
のかも知れない。湯がめちゃめちゃ熱かったので、「こっちは水出とるで、ぬるいぞー」。
このあとの風呂での行動についてはとても公表することはできないので、ゴメン。
でも、せっかくだから、教えちゃう。おいおい大事なところだけを隠して?
立ったまま、記念写真に写った君?白影やがに。・・・
ちなみに撮影者は青影さんだったからね。(*^_^*)
この混浴の際に、デジカメと一眼レフの2台のカメラをくっしして、こっちでパシャパシャ、
あっちでパシャパシャ。あらあら、うめぼし袋も見えちゃって。
ですが、混浴欲情写真は、少ししかお見せできません。それはなぜ?と問われたら
「公序良俗の精神を尊び、桃・藍の両くノ一の名誉と尊厳を維持するために。」
と答えましょう。
でもね、どうしてもという方は、今回の隊員に個別に申し出下さい。相談しましょう。
かれこれ、小一時間、湯船に皆でつかり、ビールも酒も切れたところで、上がりました。
湯上がりに、また、呑み直し。ここでも、アッハハ、ウフフの連続でした。
もう一度風呂へ行った忍者もいたが、少なくとも午前3時半頃までにはみんな寝袋で
蓑虫状態になっていたと判断する。
更に、藍・桃の両くノ一テントに潜り込んだ、不埒な輩もいなかった模様です。
これも多分です。ここまでの文中、誇大表現箇所がいくつかありますので
あしからず!
D いざ、鏡平の巻
翌、15日。5時半起床(二人だけ)。特に、早寝早起きが趣味らしい白影は湯を沸かし
朝飯準備。後の3人もようやく目覚め、活動開始。
でも、残りのひとりは?まだ(-_-)zzz(デジカメ持参のカメラマンさんです)。
6時半(本来はこの時間が出発時間だったはず、夕べはしゃぎすぎたか?)、
遅めの朝食を済ませ、テント収納。
この頃には当日参加の黒影も合流(5時半には現地に着いていて、車で仮眠してたと)。
じゃあ、記念に一枚と集合写真を撮って、車に乗り込み、颯爽と出かけることになりました。
本来は工事車両しか入れない林道を、車でgo,go,go。途中、この林道を歩いている
登山者を追い越すのですが、その登山者からは、射抜くような
非難のまなざしを浴びました。で、やがて、小池新道口に到着。
ここまでは雨がやんでいた。8時45分、雨が降り出したので、
決断式(登るか辞めるかの判断)を執り行ったところ、絶対多数で決行に。
(隊長自ら、よし登ると言ったのではありません。ホントは本当に?という疑いの眼差しで我々を見ていた)
では、さあ登りましょう。
合羽を着込んで出発(8:50)。まず最初に雪崩の現場。
隊長曰く「今年、ここで現場作業員が二人死んだ」 って。(@_@。
そして、真っ先に雪渓踏破。足元に注意しながらゆっくりと前進。
こういうときは、流石だねぇ、男連は。
くノ一連を気遣いながら、手取り足取り(足取ると危ないか(^_^))、助けながら進む。
こんな様子を見た赤影がぼそぼそと呟く。「あんまり、あまやかさんほうがええぞ。
いっそ、ちょっと押してやろ。山はあまかないからな」と。このぼそぼそものいいは、昔の
まんまだったと、赤影呟きを聞いた人は言ってました。
次第に雨も強くなり、体温は奪われ始めるし、息使いも荒くなる。
駐車した車の姿もちっぽけになってきている。
言葉も少なくなり心の中では、やっぱブナ林散策にしておけば・・・・
という気持ちが強くなっていった人もあったかもしれない。
途中は、「ちょっと待って、写真を撮るから。だって、きれいな花やし、私や貴女
みたいやがなねえ」、「私、心臓、バクバク」てなこともあり、ゆっくりゆっくりと
登りました。これって、いいことでした。おかげで「もうヤダ、おりる」とか
「おんぶして」とか言ったヤンチャもほとんどありませんでした。
小さな沢と雪渓をいくつか越え、あと鏡平まで500メートル標。
ようやく先も見え、鏡平という由縁の山が映る池のところまでやってきた。
が、ここまでの登りは、およそ、普通の登りではありませんでした。
道には、降った雨がザアザアと流れており、さながら、沢登りをしているよう。
くるぶしの上までを流れる水につけて、時にはスネまでを濡らしながらの登りでした。
こんなでも、ヤンチャが無かったのです。スンゴイことでした。
あと少し、 )^o^( 。とうとう山小屋(鏡平山荘)に到着だー(正午ジャスト)。
ここで、青影は、桃・藍の両くノ一をひしと
両手で代わる代わる抱き寄せ、両頬を念入りに擦り合せるのでした。
さも、こうする事が山の挨拶なんですよという振りをして。
「あー、生きててよかったな〜。」と、さぞや青影は思ってることでしょう。
筆者もすればよかった。ナンチャッテ。
ここ、鏡池では、大パノラマが広がり、池に写った槍・穂高をみて涙するはずだったのに
残念。ガスで景色は何も見えない。
おまけに、顔は雨でベチャベチャ。靴の中では、指が泳いでいる。
そんなことより何より、とにかく早く冷やした体を回復させて、腹におにぎりを詰めたい。
幸い、赤影隊長の顔も利き、山荘の食堂に案内されました。
そこでストーブに火を熾してくれるという親切にもあずかり、
濡れた衣類も乾かし、しばしの休息となった。
ここで、乾パンを食べるのですが、以外にうまい。二袋の乾パンは
すっかり無くなりました。また、黒影は(やっと登場、待ってました、大統領)せっせと
コブス(火器の名前を忘れました)で、お湯を沸かし、goodな紅茶を入れました。
紅茶も旨いんだな、これが。そして、白影はと言うと、いつもニコニコ元気な子、
のように、しっかりと目で笑ってました、昔のまんまです。
そうこうしていると、山の管理人の兄ちゃん曰く、
「こんな時にわざわざ登ってきて、日帰りで下山するの?**ちゃう?」。
隊長さん、飛騨山岳会に所属しているため、顔見知りたちに山荘ではいい笑い者。
そこで、フォローしてやった。「先生(赤影隊長のこと)は、ホントは登る気なんか
なかったんやと。トレッキング靴も合羽も持ってきとらんのやで。」
飛騨の赤影さんは、ちゃーんと飛騨の空のことは分かっていて、
ブナ林散策の為の折り畳傘しか持ってきていなかった。
これで、決断式のときの隊長の顔の意味が分かったような気がした。
寒い寒いも少しは収まり、14:00には下山しよう。
でもせっかくだから、また、スローガンでもあったから、
生ビールいこうぜ。
ということにはなったのだが、中ジョッキ一杯の生ビールを皆で回しのみ。さみしーい。
で、14:00下山開始。するとその時、「どうも、お菓子をありがとう。」とよその人の声あり。
余ったお菓子を隊員の誰かが差し上げたのかなと思ったら、
「これ、上げます。邪魔だから。」というのが本当だったそうです。
ザックの中身も腹に収めたので、帰りは足取りも軽い、と思いしや。
ところが今度は両膝が笑顔(^_^.)で答えてくれる。
何回もこけそう(二人は完全にこけた)になり、慎重に下りた。
二日くらいあとで本人が医者に行ってわかったのだが最後の雪渓でこけた時、
胸を強く打ちつけて肋骨にヒビがはいってたんだってさ。気をつけようね。
その本人曰く、「全治は、6〜8週間だってさ。
あまり胸が膨らまないようにコルセットで胸を縮めてます。
膨らんだ二つの胸が好きなのに、トホホホホ。」
沢まで来ると、登りではそれほどでもなかった水量が逆に増水していて、
ちょこっと怖かった。じつは山荘で休んでいる間中、かなり強い雨が降っていたのだ。
16:30、車のところまでやっとのことでたどり着いた。合羽を脱いで乗車。
月影のTシャツに触って藍影さん曰く、「どうして乾いとるの?わたしなんかべたべたやに。」
ここまで来て気付いたのだが、くノ一さんたちの合羽は合羽ではなく、
ただのウィンドブレーカーだったんですね。
で、降られた雨を全部吸収してしまって、体温を奪われてしまったのです。
「わたし、ここで(皆が座った車の座席)着替えるでこっち見んようにしてネ!」
青影さんがトレーナーを貸してくれるというので、とうとう車の中で着替えハジメチャン。
ブラの後ろ姿見えちゃいましたよー\(~o~)/修ちゃんゴメンナサイ。
青影は、運転席のバックミラーを運転の都合上やむなく覗いたが、ミラーが曇っていて、
なにも見えませんでした。
で、ミラーの曇りを拭いたときには、もう着替えが済んでました。シュン
E 反省混浴の巻
さて、それからです。冷え切った身体を温める為に混浴露天風呂大会第二段。
こんどは明るい。橋の上からも良く見えるし、我々だけの貸し切り状態でもない。
(夕べは暗がりだったし、貸し切りだった)「カメラ持ってきた?」
「あっ、」と言うが早いか、赤影さんすぐ服を着てカメラ持ちに行ってくれました。
頼れる隊長です。くノ一さんたちの顔まで今度はよく見えまーす。
男連疲れが吹っ飛ぶ瞬間だった。混浴で反省会も済ませ、次回はぜひ秋にと
約束をかわしました。平湯で軽い食事をし、解散。
今回の登山は、初心者にとって登山というものはこんなに?(・_・;)というように
ちょこっと大変な思いもあったでしょうが、これを克服して踏破したのですから、
ほめてあげたいです。
知立、一宮、富山からわざわざ参加された3人さん本当にごくろうさまでした。
富山の桃影さんは、日付が替わって翌日に無事帰着となったそうです。
どちらかというと、自分(月影)も初心者ですが、
この登山を通して自然の厳しさを体験できたと喜んでいます。
良いトレーニングになりました。隊長さんはじめ、メンバーのみなさん、
ありがとうございました。
これを読んだこの登山に参加できなかった申酉会のみなさんへ。
この登山、大変だったには違いないのですが、とても楽しい思い出となりました。
相手へのいたわり、思いやり、助け合いということも大事なことだと勉強しました。
ぜひ次回秋の登山には参加しましょう。
(編者注):9/9−10or23−24を思案中です。また、両くノ一さんも
鏡リベンジの想いはお持ちのようです。詳細は、後日改めてお知らせします。
お待ちください
(完)
執筆;慎太郎
編集;二十志